有料老人ホームで働いた経験談

今までさまざまな施設に行きました。
経験した中で最もわたしに向いているのは有料老人ホームでした。
有料老人ホームと言うより、入所型の老人ホームのがわたしは好きでした。
なぜかと言うと、デイサービスや訪問介護の場合より入居者の方と長く共に過ごせるからです。
やはり一生懸命お世話して(お世話という言い方はよくないかもしれません)家族の元に帰られるというのは寂しいものです。
家族になれないのは仕方ないですが、愛着だったり愛情がわきます。
施設によっては体制の悪いところや働いている人の姿勢がすごく悪いところもあります。
夜勤となると1人で10人から15人の管理をひとりでし、さらに12時間労働となると結構体力がいります。
コンビニとかと違い夜勤は意外と大変です。
人間相手なので、トイレに行きたかったりお茶が飲みたいとの申し出が結構あります。
そういったことが原因でストレスがたまって入居者にあたっている人がかなりいました。(ニュースなどで問題になるような事件の話ではありません)
仕事を始めた頃はそういうのを見るのが嫌で何度も声をあげました。
ですが経験や対策がないまま喚いていても何の対策にもならず、はじめの頃は何度もやめようと思いました。
おじいちゃんやおばあちゃんのために言ってるのになぜ効率を先に選び手間を減らすためのことしかしないのか納得ができませんでした。
ある程度の地位だったり経験が必要とわたしは感じ、そこから介護に関するいろいろな資格をとりました。(ケアマネージャーもそのひとつ)
ある程度の権限と効率の良いやり方、人を納得させれるようになってはじめて介護の良さに気づきました。

昔に比べてひとりひとりに合った接し方をします。
おしっこをさせたくないから、お茶が欲しいと言っていても我慢させるということも今ではなくなってきたと思います。
(昔はかなりの施設がそうでした。やることすべてに時間が決まっていたり、みんな同じことをさせていました)
最近は看取りまでの入所が増えてきました。
家族としては寂しいことです。
でもわたしはその人たちの家族にはなれないかもしれないですが最後にここの施設でよかったと思われるようになれたらいいなと思います。